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日本古来の伝統建築と新工法の融合から 生みだされた快適な住まい A 27 開放感とスケール感のあるリビング。階段と2階回廊が幾何学的デザインを描いているようです 家全体に外張り断熱が施されているため、広い吹き抜けを作っても快適な室温を保つことができます 広さがありながら仕切りがないリビングは、どこにいても家族の気配を感じられます 周囲の緑の中で引き立つ、落ち着いた雰囲気の外観です C D A B C D  木の良さが見直される昨今、内装に木を使っ た住宅建築に人気が集まっていますが、その中で もサイエンスホームがこだわっているのが真壁 (しんかべ)づくりという工法。通常、柱や梁(はり) などの構造材は、壁の中に隠す大壁(おおかべ) づくりという工法が一般的ですが、真壁づくりは 構造材を表面に露出させる工法です。柱を壁の 表面に露出させることで、木肌のぬくもりのある 安らぎの空間が生まれます。また、木そのものが 呼吸しているので、梅雨時期には湿気を吸い取 り、冬の乾燥時には湿気を吐き出してくれます。  木が呼吸できる家は、人にもやさしい家なので す。ちなみに、千年以上前に建てられた法隆寺を はじめ古い神社仏閣もほとんどがこの真壁づく りで建てられており、日本の気候風土に添った 工法であることは長い歴史に証明されています。  サイエンスホームでは、この真壁づくりという 日本の伝統的工法に高性能の窓や外張り断熱な ど現代にマッチした工法を融合させ、居心地の 良い新しいオリジナル空間をつくり出しました。 さらに木造の在来軸組工法に2×4構造のパネ ルを組み合わせたハイブリッド構造により、変形 しにくく、強い耐震性を備えているのも特徴で す。「建てた時が最高ではなく、長く住んでいただ いて、経年変化を楽しんでいただく家づくりを目 指しています」と設計・施工を担当した日当瀬 さん。 B プランニングコンセプト 1F 広々としたリビングダイニング と吹き抜けを設けることで、開 放感とスケール感を演出しま した。ロートアイアンの照明で アンティーク感を添えました。 2F 子ども部屋、寝室などプライ ベートスペースは2階に並べ、 各部屋は回廊でつなぎまし た。ドアを開けると階下と空間 がつながり会話もできます。 幸せな家づくり2015 Spring WC ウォークイン クロゼット 寝室 子供部屋 子供部屋 インナーバルコニー 回廊 吹抜け 玄関 玄関土間 ホール TV ポーチ UB 洗面脱衣室 WC 収納玄関収納 LDK 大黒柱

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