
子どもの日用品代のねん出、保険の見直しを
結婚して6年目。今秋、出産予定です。3年前から母(要介護3、認知症あり)と同居し、介護しています。彼女は「ただで世話になるのは気が引ける」と、年金から毎月2万円を私に、残りは病院代と介護サービス代にあてています。今のところ大丈夫ですが、出産時にかかる母の施設入居料、来年控えている手術・入院費などの支払いは私の負担になります。
相談は2つあります。まず、生命保険の見直しについて。最近は、高齢になっても手ごろで保障の充実した保険が増えているようですが、掛け金の安い更新型に替えるべきか悩んでいます。また、子どもが産まれるので夫の死亡保障の見直しのポイントを教えてください。
2つ目は、児童手当てをあてにしないで、子どもの日用品代1万円とインターネット代5000円をねん出する方法です。夫は、母のことも献身的に手伝ってくれるので、小遣い・ガソリン代は減らしたくありません。夫の給与増はあまり望めないと思います。また、私は出産後も働く予定はありません。
掛け金、保障内容…保険のデメリットも考えて
現在加入の保険は、将来特約のみ解約するのが得策です
いよいよご出産ですね。ベビー誕生はお母さまへの最大の親孝行。夫婦のきずなもより深まることでしょう。介護しながらの育児は大変でしょうが、健康に十分留意して、乗りきってくださいね。
まず保険についてですが、ご夫婦の死亡保険は、ともに低解約返戻金型終身保険(死亡一時金300万円)。60歳まで保険料をすべて払い込んで一生涯の保障を得るつもりの人向けに保険料を安くしており、中途解約した場合の返還金が少ない商品。
この死亡保障は、夫婦とも葬式代を賄う目的ですが、一家の大黒柱の夫には、遺族の生活保障のための特約が付いています。65歳まで、8万円の年金が出る契約なので、お子さんが巣立つなどで生活保障が不要になったら、将来、特約のみ解約するのが得策です。
そのほか、医療保険などもよく検討されて契約されているのに、テレビCMなどで、高齢者の保険が充実してきた、と感じて迷っているようです。
更新型の保険は、若いときの保険料は安く済むものの、40代、50代…と保険料負担が増加。あなたが働くなど、将来的に夫の保障を減らす予定がないなら、中途解約が不利な今の保険を解約してまで乗り換えるのは×。
また、盛んに宣伝されている高齢者向け保険が、Mさんにとって本当に割安で手厚い保障かどうか検討を。高齢で病気の人も入れるような保険には、それなりのデメリットもありますよ。
2つ目のご質問は家計のやりくり。家計簿の数字は予算額で、実際にはそれほど赤字は出ていない様子。扶養家族が増えれば所得税減税もあります。それでも赤字が気になるなら、毎月の積立貯蓄の減額で対応を。


