
長女の進学に備え、住宅ローンを一括返済すべき?
もう少しで結婚20年目。平成7年に、ローンでマンションを購入しました。今年の春、長女は県外の高校に入学して、今は寮生活をしています。
生命保険は給与天引きで、月2万4094円。死亡時300万円、入院日額1万円、通院3000円、妻入院日額5000円。あとは、実家が共済と、こども共済に加入してくれています。
長女の校納金には、授業料・寮費・食費(3食分)・修学旅行積立金などがすべて含まれています。レジャー費は、長女の様子を見に行くために使用。
2年後に、普通自動車の買い替えを約250万円の予算で計画しています。また、長女は九州内の私立大学への進学を希望。そうなると、月の支出がかなり増えそうなので、住宅ローンを一括返済しようかとも思うのですが、貯蓄が少なくなってしまうのも不安です。夫の生命保険を会社のグループ保険に替えたりして、今のうちに貯蓄を殖やし、支出を減らすようにしようと考えています。
何か良いアドバイスをお願いします。
まずは一括返済をする前と後の家計をチェック
職場のグループ保険も検討に値するでしょう
住宅ローンを一括返済したいけど、貯蓄が少なくなるのが不安、ということですね。まずは、一括返済する前と後の家計を、具体的にチェックしてみるべきです。
現状は、毎月7万3700円を積み立てていますが、そのほかに月に約1万5000円の黒字が出ています。ボーナス収支は約116万円の黒字。黒字分をまるごと貯蓄に回すと、年間223万円の貯蓄ができる計算です。
約360万円のローンの残債を一括返済すると、どうなるでしょうか。1000万円超の貯蓄残高は一時的に600万円台になります。それが不安、というわけですね。
でも、ローンの支払いがなくなった分を、まるごと貯蓄に回せば、年間295万円の貯蓄ができる家計になります。つまり、1年少々で貯蓄残高は1000万円を超えますよ。
ローンの一括返済後も気を抜かず、しっかり貯蓄に励めば、2年後に車の買い替えをし、長女の大学教育費を払っても、貯蓄は少しずつ殖えていきます。そして、お子さんが巣立つ7〜8年後には、老後資金づくりに本格着手できるでしょう。
貯蓄率を向上するために、保険の見直しも考えているのですね。職場のグループ保険は、中高年には割安であるケースが多いです。死亡保障も入院保障もシンプルなものがいい、と考える人には利用価値が高いので、検討に値すると思います。
ただし、現在の夫の保険は、12もの特約をつけていて、グループ保険ではカバーできない保障があることも確か。・不要な特約をカットして継続してグループ保険と併用・、解約して新たな医療保険をグループ保険と併用、なども検討してください。


