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見る目・まもる手キャンペーン
シンポジウムレポート
(2007年4月7日 597号)
・ 「子どもを守りたい!」シンポジウム開催
(2007年2月17日 590号)
・ 地域の力が子どもを守る!
(2006年11月18日 579号)
・ 地域の力が子どもをも守る!
(2006年10月28日 576号)
・ 子どもを1人にしない安全対策
(2006年7月29日 563号)
・ 子どもにどう教える?知らない人とのコミュニケーション
(2006年6月3日 555号)
・ “地域を見守る目”が子どもを守る 〜あなたの街を再チェック〜
(2006年4月15日 549号)
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 見る目まもる手
 キャンペーン事務局
  南日本リビング新聞社内
  〒892−8515
  鹿児島市泉町14−1
  TEL.099−222−7288
  FAX.099−225−5009

 いじめや犯罪から子どもの安全と成長を守っていくには、私たち大人はどうしたらいいのでしょうか…。地域の親子の防犯力を高めるために南日本リビング新聞社が主催する「見る目まもる手キャンペーン」。地域をつなぎ、地域の頑張りを応援します。

(リビングかごしま 2006年11月18日 579号)

どんな凶悪な事件も“声かけ”から始まっている

「住まいの地域で犯罪の被害に遭うのでは」と不安を感じますか?    (平成16年8月県警調べ)
     
 
▲県全体   ▲鹿児島市、薩摩川内市、国分市、鹿屋市  
 子どもを狙った犯罪が各地で多発する今、街の中には犯罪を起こしやすい環境がどこにでも存在しています。
 鹿児島県警が平成16年8月に行ったアンケートによると、「地域で犯罪の被害に遭うのでは」と不安に感じている人が県全体で39%、鹿児島市などの4都市部では50%にも達し、都市部での社会連帯の弱さが浮き彫りになっています。
 県内の13歳未満の子どもたちが被害者になった刑法犯の認知件数は減少傾向にあるものの、犯罪の前兆と思われる声かけや、連れ去り未遂などの不審者情報は、今年10月末現在で185件。平成16年同期比で3倍以上の情報が寄せられ、県警が昨年8月から配信している「県警あんしんメール」の認知と同時に、地域の防犯に対する意識が年々高まっています。
防犯に強い街と近所のコミュニケーションの大切さを話すのは、県警本部生活安全部安全企画課の宮里博昭さん。「どんな凶悪な事件でも必ずj声かけiから始まっています。声をかけられて車に乗せられたり、お菓子で誘ってきたり、つきまとったり。子どもたちが身を守るには、子ども自身の危険回避能力を身に付けさせる必要があります。日ごろから地域での『あいさつ運動』も大切。キョロキョロしている人がいたら『どこかお探しですか?』と目と目を合わせて声をかけることで、犯罪抑止につながります」と、強く訴えます。

地域コミュニティーの大切さ

 これから、子どもたちと地域は、お互いにどのように働き掛け、また、コミュニティーを活性化するにはどうしたらいいのでしょうか。
 南日本リビング新聞社ができることは「地域の頑張りを応援し、地域をつないでいくこと」。
地域を見守る学校区には、地域コミュニティーの力となる「安全や防犯活動」のいろいろな要素が含まれています。人と人がつながることによってお互いを思いやり、家庭での虐待や学校でのいじめをも防ぐ、そして、その日ごろのつき合いがいざというとき、安全、防犯、防災などの活動にもつながっていくj地域力iとなると考えています。


「県警あんしんメール」の登録は携帯からkb110@123123.tvへ空メールを送信。問い合わせは、鹿児島県警察本部(生活安全企画課街頭犯罪対策係)@099(206)0110、または最寄りの警察署生活安全係まで

▲ かねはら商店、金原龍三郎さん(56歳)。「いつでも子どもたちの安全を見守っていますよ」
  私たちもいつも見守っています

 鴨池小校区で「子ども110番の店」をしている金原龍三郎さん。「男の子は自分からあいさつしてくれますが、女の子はなかなか難しいですね。いつも見守ってあげたいと思っているのですが、何が足りないのか試行錯誤しています。配達でエレベーターに乗ろうとしたときも女の子は一緒に乗ろうとしません。過剰にならざるをえない女の子たちの姿が痛々しいです。学校、家庭、地域間で共通の正しい情報が必要だと思います。」。

  鹿児島市立田上小学校

「行きたい学校、帰りたい家庭、
住みたい地域」が田上の合い言葉

  今年創立130年を迎える鹿児島市立田上小学校。11月18日の記念式典を前に、準備に大忙しの学校を訪ねました。「地域と学校の一体感は、田上はどこにも負けていないと思いますよ」と話してくれたのは、田上校区の西下町内会長、岩下圀雄さんです。自身も同校の卒業生で、校区内に長年住み、毎朝、集団登校する子どもたちの交通安全を見守り、パトロールもしています。
 「また来たとや、と言われるくらい、学校には顔を出していますよ」と言う岩下さんに「どんどんいらしてくださいよ」と答えるのは教頭の福田裕生さんです。
 なるほど、校区内に配られている「学校だより あさひ子」を見ると、8月のあいご夏祭りの様子、年に一度行われる田上校区運動会、毎月の成人学級をはじめとした行事に、多くの地域の人々が楽しく参加しているのが分かります。驚いたのは、11月1?7日に行われた学校参観週間です。保護者や家族だけでなく、地域の人なら誰でも学校を訪ねて参観してください、と呼びかけています。「職員室にも、校長室にも行って語ったりするんですよ、給食にお呼ばれされて、子どもたちと食事することもあります」と岩下さんはうれしそう。
「こうして地域の方々が学校にはたびたび訪ねてくださることで、子どもたちは顔も覚えて、校外でもあいさつをしたり、どんどん知り合っていける。『すべては子どもたちのために』がモットーです」と話す福田先生に、「先生方が必ず地域の行事に参加して、汗を流してくださるから、それを見れば『こりゃ、おいたっもキバらんといかんど』となるわけです」と返す岩下さん。「子どもが挨拶をしてくれないという人もいますが、かねて(普段)が大事だと思います。1度や2度だけじゃなく、普段から声を掛けて、子どもが集まる行事には顔を出す。大人は覚えきらんでも、子どもは顔を覚えてくれます。学校あっての地域、地域あって学校だと思っています」。どこの地域でも同じ。まずは大人が動き出すことで、子どもたちにとって安全な地域になると力強く語ってくれました。

     
▲ 「小人数からでもいいから、子どもが集う行事を作り、そこに大人が参加することが大事です」と話す岩下圀雄さん   ▲ 校庭に「田上の森」と名付けられた憩いの空間があります。地域の皆さんも散策などで訪れることで、ますます子どもたちとも知り合っていける「田上の森」です   ▲ 現在584人の自動が通う田上小

 



親子でずっと口ずさめる
田上小のオリジナルソング完成


 「田上小学校では、PTAの皆さんも元気ですよ。子どもが安全に過ごせるために、楽しく過ごせるためにと、さまざまなことにチャレンジしています」という福田先生と一緒に、校内にあるPTA室へ行くと、本年度総務部の3人が集まっています。
 「先日完成したばかりなんですよ」と見せてもらったのは保護者や先生が出演して、田上小学校の取り組みを紹介するDVD「知っ得! 田上小学校」です。役者顔負けの演技をする保護者から、NG集もできそうな先生まで、楽しみながらも、子どもや保護者に分かりやすく伝わるよう工夫されているその出来栄えにびっくり。
BGMに流れているやさしい歌声の曲は、なんと田上小PTAオリジナルソングとのこと。「いつもそばにいるから」のタイトルで、作詞や作曲、アレンジもPTAが手掛けました。10月のバザーでは、先生、PTA、地域の人で構成されたバンドで曲を披露し、大好評だったとか。文字通り、学校、家庭、地域の力が一つにまとまった楽しいイベントとなりました。


▲「リビング地域安全マップ教室」にも参加してくれた田上小学校PTA役員の黒瀬小夜子さん、倉原紀子さん、上池美穂さん(右から)   ▲ 130周年の記念式典では、学習発表会で、子どもたちが「いつもそばにいるから」を歌います   ▲ DVDは「子どもたちの笑顔のために」「集団登下校編」「PTA活性化のために」など、力作ぞろい

 


  もっと地域の力を

みんなで作ろう! 地域安全マップ

   今年9月から始まったリビング新聞の地域安全マップ教室では、子ども自身が街を歩いて自分の手で地図を作ることで「どんな場所に犯罪が起こりやすいか」をしっかり認識することができます。犯罪が、起こりにくい場所であると分かれば、子どもは怖がることもなく、今よりもっと積極的に大人と関わることができますね。リビングかごしまでは、これからも地域安全マップ教室展開して行きます。次はあなたの参加を待っています。

僕の私の通う学校や 地域の自慢大募集!

  自分たちの学校や地域について、どんなことを知っていますか? 「うちのあいご会は盛んですよ」「町ぐるみで防犯パトロールしています」「子育てに積極的に参加しているお父さんの会があります」「遊びを教えてくれるおじいさんがいます」…。
そんないいお話はぜひ教えてください。リビング編集部が取材して紹介します! そして、良いところはどんどんまねしましょう。そうすれば、今よりもっと地域と人とのつながりが強くなって、子どもが元気に育ち、大人も住みやすい「優しくて力強い街づくり」が進むと思います。情報をお寄せください。


「地域安全マップ」と「学校・地域自慢」へのご応募はハガキ、FAX、電話でどうぞ。

あて先は、
〒892-8515
(住所不要) 
南日本リビング新聞社 編集部 
@099−222−7288
J099−225−5009


※地域安全マップ教室への参加申し込みは、学校、PTA、町内会などの単位で15人以上でお願いします。日程は後日相談の上、決定します。
※ 「学校・地域自慢」はできるだけ具体的な情報を。

地域安全マップ考案者
立正大学文学部社会学科
教授 小宮信夫さん

地域安全マップ開発者として 全国各地で技術指導に従事

 

地域コミュニケーションが子どもを守る

 「地域安全マップ」には、被害防止能力の向上のほかにもいろいろな効果があります。
 例えば、子どもたちが地域を探検し、さまざまなことを発見すると、地域への感心が高まります。また、住民にインタビューをすれば、それは触れ合いになりますから、大人と子どもの交流が始まりますね。それによつて子どもたちは地域には自分たちを守ってくれる大人が大勢いることに気づき、地域を愛する心も育ちます。その結果、やがては自分の地域のリーダーに成長していくことができるようになります。
 また、子どもたちによる地域安全マップづくりの活動を見かけたり、協力したりすることを通して、子どもたちを地域で守ってあげようという形で、今度は大人による子どもの安全確保が一層進んでいくわけです。
子どもの意識も高まり、大人の意識も高まる。その結果、地域ぐるみの安全対策がより活発化して、犯罪者を子どもに近づけさせない街づくりが進みます。


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